2004-01-01から1年間の記事一覧

創業90年の歴史を持つ鮮魚店が経営するイタリアン・レストランへランチを食べに出かけた。1階は自家製の料理やイタリア製の食器、ビール、ワインなどを扱うおみやげ売り場。2階がレストラン。原付で店の前を走りすぎるたびに気になってたんだよね。内装…

With best wishes and heartiest greetings for Christmas.

クリスマス・イヴだろうがなんだろうが、宗教を持たない僕は決して世間の風潮に流されたりなんかしない。たぶん、しない。たとえ近所の夜景スポットに長蛇の車の列ができたとしても、クラクションを鳴らして窓を開けて、「おい!お前ら!駐停車禁止の標識が…

仙台のサンモール一番町にボンボン会館という時代に取り残されたようなアミューズメントセンターがある。地下はレストラン、1Fはゲームセンター、その他、麻雀、ビリヤード、囲碁などが楽しめる総合娯楽施設。昔はTVでコマーシャルも放送していたらしい…

大き目の襟がかわいいズッカのPコートを買った。レディースもの。もちろん古着で。レザーの指なし手袋も買った。これで今年の冬も、なんとか乗り切れそうだよ。着ない服、着れない服がたくさんあって、クローゼットの中は飽和状態。よし、もう少し落ち着い…

小説というものを読まなくなってどれぐらいたつだろう。記憶の糸を辿っていくと、おそらく最後に読んだのは「海辺のカフカ」ではないかと思う。もうかれこれ二年以上前の話だ。何気なく時間つぶしのために足を運んだ本屋で、何気なく時間つぶしのために手に…

かれこれ2年も浮気をせず使い続けているにもかかわらず、まったく味の出ないレザーのトートバッグに堪忍袋の緒が切れて、しわ加工をほどこしてやった。かんぺき自己流である。まずバックを温水で手洗い。次に、自分が思い描くようなしわがしっかり表面に出…

いよいよ「jackass the movie」が日本でも公開になったのか。仙台の小さなシアターでも上映してくれないかな。DVDの発売まで待てるわけないじゃないか。まるでペディグリーチャムを目の前に置かれて「待て」を命じられた飼い犬の気分だ。そういえば「jack…

レンタルビデオを選んでいるとき、この上ない幸福をかみしめている自分がいる。女の子といちゃいちゃするよりも、観たかった映画を棚の隅で発見するほうが興奮する。見知らぬ人が手に抱えているビデオをちらっと見て、「あ、それ、つまらないからやめたほう…

ネタがない。ここで日記を書こうと決心してから、まだ両手で足りるぐらいの日数しか経過していないにもかかわらず、もうネタがない。それだけ自分自身が平凡な人間で、平凡な生活を謳歌していたという裏付け…か。キーボードの前で小難しい顔をして、もう早1…

どういうわけか僕が幹事を務めるはめになった忘年会があった。メンバーは男性3人に対して女性が6人ということで、ホットペッパーとにらめっこをしながら、いつも以上に神経を使って店を選んだ。料理と雰囲気を重視して、国分町のとある雑居ビルの3Fにあ…

知り合いに誘われて、本場の韓国料理店へ行ってきた。彼は石焼ビビンバを、僕はソウル冷麺を注文した。ものの十分ぐらいで石焼ビビンバは出てきたけれど、肝心のソウル冷麺はいつまでたっても出てくる気配すらない。おかしい。ウェートレスの韓国人はキッチ…

バスのシートでうとうとしていると、すぐ横におばあさんが立った。それをちらりと横目で確認して、席を譲るべきか否かを考えているうちに、前に座っていた女学生が快く席を譲ってしまった。おばあさんは「ありがとう、ありがとう」と何度も何度もお辞儀をし…

ぼろぼろのオールスター、かれこれ四年ほどはきこんだA.P.C.のデニム、ラウンジリザードのロックT、古着屋で買ったレディース物のベロアJKT。ちょっとだけTHE STROKESのメンバーを意識した格好をしていたら、知り合いから「UKっぽいね」って言われ…

酒は強いほうだと自負しているけれど、昨晩はめずらしくわる酔いをしてしまった。一年ぶりに再会した女の子がびっくりするぐらい綺麗になっていたので、ついついテンションが上がりすぎたというのも一理ある。最後の最後まで理性を失わなかった自分を初めて…

何を隠そう、高校2年生の頃、名前だけ文芸サークルに所属していて、つまらない作品を不定期に発表していた時期があったんだ。実質的なサークル活動というものに参加していた記憶はないけれど、どういうわけか僕は作品の締め切り日だけは承知していて、いつ…

携帯のアラームがけたたましく朝の訪れを告げて、きっかり六時四十五分に目が覚めたのだけれど、僕は例の匂いを嗅いでふたたび眠りに落ちていった。けっして部屋に押し入ってきた強盗にクロロホルムを嗅がされたわけではない。日曜日の匂いだ。日曜日の朝に…

気がつけば3ミリぐらいに伸びてしまった爪をパチパチ切りながら、その侘しい音をただ静かに聞いていた。毎日毎日をほろ酔い気分でやっつけて、一体全体、僕は何が欲しくて何を目指して闘っているのだろう。素晴らしい女性と夜を共にすることだけが人生じゃ…

これといって特筆すべきことの何もない悪い意味で平穏な一日だった。パソコンが起動するまでのおおよそ約三分間、今日という日を必死で思い出そうと努力はしてみたけれど、もうすでにそれは過去の取るに足りない一日と同化し始めていた。残念ながら相変わら…

これという明瞭な動機は見当たらないのだけれど、あ、書き留めておかなくてはならないことがあるな、と予期せぬ喘息の発作みたいに胸が苦しくなったので、適度に肩の力をぬいてのびのび書いてみようと思う。 今朝は同じホームから乗車する友人のガールフレン…